1.10. 発音ガイド
発音キーは、標準的な英語の発音をする辞書収録語でも、その明白な合成語でもないすべての項目について、jargonの見出しに付されている。音声表記はスラッシュで挟まれ、以下の慣例に従って解釈される。
音節はハイフンで区切られる。ただしアクセントまたは逆アクセントは、それぞれアクセントのある音節の後ろに置かれる(逆アクセントは、4音節以上の一部の単語で第二アクセントを示す)。アクセントが示されていない場合、その単語はすべての音節を均等に強く発音する(これは略語ではよくあることである)。
子音はアメリカ英語のように発音する。文字‘g’は常に硬音である("giant"ではなく"got"のように)。‘ch’は軟音である("chemist"ではなく"church"のように)。文字‘j’は"judge"に二度現れる音である。文字‘s’は常に"pass"のようであり、決してzの音にはならない。二重音字‘kh’は"loch"または"l'chaim"の喉音である。二重音字‘gh’は"bughouse"または"ragheap"のような気息音のg+hである(英語ではまれ)。
大文字はその英字の名前として発音する。したがって(たとえば)/H-L-L/は/aych el el/に等しい。/Z/は、地域の方言に応じて/zee/とも/zed/とも発音されうる。
母音は以下のように表す。
a |
back, that |
ah |
father, palm (注を参照) |
ar |
far, mark |
aw |
flaw, caught |
ay |
bake, rain |
e |
less, men |
ee |
easy, ski |
eir |
their, software |
i |
trip, hit |
i: |
life, sky |
o |
block, stock (注を参照) |
oh |
flow, sew |
oo |
loot, through |
or |
more, door |
ow |
out, how |
oy |
boy, coin |
uh |
but, some |
u |
put, foot |
y |
yet, young |
yoo |
few, chew |
[y]oo |
/oo/で、‘news’のように任意で前舌化したもの(/nooz/または /nyooz/) |
グリフ/@/は、強勢のない母音や閉塞母音の‘schwa(曖昧母音)’の音に用いる。
schwaの母音は、母音的なr、l、m、nを含む音節では省略される。すなわち、‘kitten’と‘color’は/kit'@n/や/kuhl'@r/ではなく、/kit'n/や/kuhl'r/と表記される。
上記の表は、主に標準的なアメリカ英語(すなわち、テレビ局のアナウンサーが話し、アッパー・ミッドウェスト、シカゴ、ミネアポリス/セントポール、フィラデルフィアの教養ある話者に典型的な中立方言)に見られる区別を反映していることに注意。ただし、我々は標準的なアメリカ英語では融合しがちな/o/を/ah/から分離している。これは、イギリスの容認発音(Received Pronunciation)に近いアクセントに慣れた読者の助けになるかもしれない。
この方式の意図は、我々が設ける区別の一部を無視することで、できるだけ多くの読者が発音を自分の地方の方言に対応させられるようにすることである。たとえばイギリスのRPの話者は、語末の/r/と強勢のないすべての母音をつぶしてよい。多くの南部アメリカ英語の話者は、/o/を自動的に/aw/に対応させるだろう。等々。(標準的なアメリカ英語がこの目的の参照方言として優れているのは、子音が明瞭で、他の主要な方言よりも母音の区別が多く、強勢のない母音の間の区別を保持する傾向があるためである。それはまた、たまたま本書の編者が話す言葉でもある。)
発音が‘//’となっている項目は、書き言葉専用の用法である。(いや、Unixのウィーニーたちよ、これは‘前の発音と同じように発音せよ’という意味では ない!)