宗教
不可知論者。無神論者。非実践的なユダヤ教徒。ネオペイガン。これらのうち三つ以上が同一人物の中で組み合わさっていることも、ごく普通にある。従来型の信仰を守るキリスト教は、皆無ではないにせよまれである。
宗教的な所属を自認するハッカーでさえ、それについておおらかである傾向があり、組織化された宗教一般、そしてとりわけあらゆる形態の宗教的偏狭に敵対的である。多くは、ディスコルディアニズムやChurch of the SubGeniusのような‘パロディ’宗教を楽しむ。
また、多くのハッカーは禅仏教や(より少ないが)道教にさまざまな程度で影響を受けており、それらを自分の‘土着の’宗教とたやすく混ぜ合わせる。
ネオペイガニズム、ディスコルディアニズム、禅に積極的に関わっていないハッカーのあいだにさえ現れる、神秘的で、ほとんどグノーシス主義的とも言える感性の、はっきりとした傾向がある。‘ウィザード’に敬意を払い、呪文や悪魔について語るハッカーの民間伝承は、まったくの冗談であるにはあまりに心理的な真実味を帯びている。