walking drives
名詞
磁気ディスクドライブが巨大で不格好なwashing machineだった時代の、たまにある故障モード。あの古いdinosaurの部品は途方もない角運動量を担っていた。スピンドルの位置ずれや摩耗したベアリングと、床とのスティックスリップ相互作用とが組み合わさると、ドライブが四隅を交互に数ミリメートルずつ前へ揺すり進めながら、部屋を横切って‘歩く’ことがあった。あるドライブがコンピュータ室の唯一のドアまで歩いて行き、ドアをふさいで開かなくしてしまったという伝説がある。スタッフはドライブのところへたどり着くために壁に穴を開けねばならなかったのだ! 歩行は特定のパターンのドライブアクセス(ディスクの全幅にわたる高速シーク、続いて反対方向への低速シーク)によっても誘発できた。昔気質のハッカーの一団の中には、特定のドライブ機種にこれを起こさせるディスクアクセスパターンの誘発方法を見つけ出し、ディスクドライブ・レースを開催した者もいた。