wannabee
/won'@·bee/, 名詞
(より妥当には、wannabeと綴られる)[憧れの偶像そっくりに着飾り、話し、振る舞うMadonnaファンを描写するのに最近使われた用語から。おそらく元々はバイカーのスラングから] hackerになろうとする者。この用語の含みは、対象の年齢と経験の度合いによって鋭く異なる。larval stageにあるか、入りかけているかもしれない人物について使われる場合、それは半ば是認的である。そうしたwannabeeは迷惑なこともあるが、ほとんどのハッカーは、自分もかつてそうした生き物だったことを覚えている。プロのプログラマー、CS研究者、ライター、あるいはsuitについて使われる場合、それは軽蔑的であり、その人物がハッカーの神秘に擦り寄ろうとしているが、根本的にはそれが何たるかを理解する見込みが全くない、ということを含意する。この語彙集の用語を使いすぎるのは、しばしばwannabeeの性質の表れである。newbieと比較せよ。
歴史的注記: wannabee現象は、今(1993年)では10年か15年前とは少々違った風味を持つ。今やハッカーダムの部族の長老である人々がlarval stageにあったとき、ハッカーになる過程はおおむね無意識的であり、大衆文化で知られるモデルに影響されることはなかった——コミュニティは、個人として、抗いがたくハッカーらしいことをするよう引き寄せられた人々の周りに自然発生的に形成され、wannabeeが経験したのは、同じように魔法使いめいた者になろうとする、かなり純粋で技能に焦点を当てた欲求だった。あの無垢の時代は永遠に去った。1980年以降のマイクロコンピュータの登場への社会の適応は、ハッカーを新種の民衆的英雄へと祭り上げることを含んでおり、その結果、一部の人々は半ば意識的にハッカーになろうとし、ハッカーの大衆的イメージに合わせることでハッカーの威信を借りようとする。幸い、これを本当にうまくやるには、実際に魔法使いにならねばならない。それでもなお、昔気質のハッカーたちは、この変化についてうまく言葉にできない不安を共有しがちである。とりわけそれは、本書のように伝承(lore)を公開した集成がもたらす影響について、彼らに複雑な感情を抱かせるのだ。