patch
名詞 既存のバグやミスフィーチャーへの、通常はquick-and-dirtyな対処としてのコード片への一時的な追加。パッチは機能することもしないこともあり、最終的にプログラムに恒久的に組み込まれることもされないこともある。diffやmodとは、パッチがプログラムの他の部分よりも原始的な手段で生成されるという点で区別される。典型的な例は、フロントパネルのスイッチを使って変更された命令や、元々HLLで書かれたプログラムのバイナリ実行ファイルに直接加えられた変更である。one-line fixと比較せよ。
他動詞 コード片にパッチを挿入すること。
[Unixの世界で]名詞 diff(語義2)のこと。
パッチ適用プログラムによって適用されるべきバイナリへの一連の変更。IBMのオペレーティングシステムは、しばしば絶対十六進パッチの形でOSへの更新を受け取る。OSを変更したことがあれば、これらをソースに逆アセンブルし直さなければならない。パッチは後で、その上に重ねられた他のパッチによって訂正されることがあった(パッチは「瘢痕組織を成長させる」と言われた)。その結果はしばしば込み入ったpatch spaceと山ほどの頭痛だった。
[Unix]Larry Wallが書いたpatch(1)プログラム。これはパッチ(語義3)を一連のソースコードに自動的に適用する。
バイナリパッチ(あるいは実際、インストール前に検査・調査できない、またはしない、あらゆるパッチ)に内在する危険を示す、tiger teamが安全な軍用コンピュータに侵入する古典的な話がある。彼らはtrap doorも、IBMのOSのセキュリティを突破するいかなる方法も見つけられなかったので、IBMのオフィスを訪問し(覚えておいてほしいが、これらは表向き公務で来ていたとされる正規の軍人だった)、IBMの便箋を失敬して、偽のパッチを作った。そのパッチは実は、彼らの必要とする隠し扉そのものだった。そのパッチはちょうどIBMのパッチが届く頃合いに配布され、公式の便箋とすべての付属文書を備えており、忠実にインストールされた。インストール責任者はその後まもなく、適切な手順について何かを学んだのだった。