hacker
名詞
[元来は、斧で家具を作る人]
プログラム可能なシステムの細部や、その能力をいかに拡張するかを探求することを楽しむ人。必要最小限のことだけを学ぶことを好む大半のユーザーとは対照的である。RFC1392のInternet Users' Glossaryはこれを有用に敷衍して、システム、特にコンピュータとコンピュータネットワークの内部動作を親密に理解することに喜びを感じる人、としている。
熱狂的に(強迫的でさえあるほど)プログラムする人、あるいはプログラミングについて理論化するだけでなくプログラミングそのものを楽しむ人。
hack valueを理解できる人。
手早くプログラムするのが得意な人。
特定のプログラムの専門家、あるいはそれを使ったり、それに対する作業を頻繁に行う人。‘a Unix hacker’のように。(定義1から5は相関しており、それらに当てはまる人々は集まる。)
あらゆる種類の専門家または愛好家。例えば天文学ハッカーということもありうる。
限界を創造的に克服または回避するという知的挑戦を楽しむ人。
[非推奨]あちこち嗅ぎ回って機密情報を発見しようとする悪意ある干渉者。それゆえpassword hacker、network hacker。この語義の正しい用語はcrackerである。
‘hacker’という用語はまた、ネットによって定義されるグローバルな共同体への所属を含意する傾向がある(the networkを参照)。この文化の基本のいくつかについての議論は、How To Become A HackerFAQを参照。それはまた、記述される人物が何らかの版のhacker ethicに賛同していると見なされることを含意する(hacker ethicを参照)。
自分でそう名乗るよりも、他人からハッカーと評される方が望ましい。ハッカーは自分たちを一種のエリート(能力に基づく実力主義)と見なしているが、新しいメンバーは喜んで歓迎される。したがって自分をハッカーだと認識することにはある種の自尊心の満足がある(だがハッカーだと主張して実はそうでないなら、すぐにbogusのレッテルを貼られるだろう)。geek、wannabeeも参照。
この用語は1960年代にTMRCとMIT AI Labを取り巻くハッカー文化によって最初にバッジとして採用されたようである。1950年代半ばに、十代のアマチュア無線家や電子工作いじりの愛好家がこの項目に近い意味で使っていたという報告がある。