bit
名詞
[一般的な意味と「Binary digIT(二進数字)」から]
[専門用語]情報の単位。二つの結果が等しく起こりうるイエス・ノーの問いへの答えを知ることから得られる情報量。
[専門用語]真と偽、あるいは0と1のような、二つの値のいずれかを取りうる計算上の量。
心覚えのフラグ:いつか何かをすべきだという覚え書き。「君に対してbitが立っている」(しばらく君と会っておらず、君に何か伝えるか尋ねるべきことがある)。
より一般的には、(誤っているかもしれない)信念という心の状態。「君が最後にEMACSをハックした奴だ、というbitが立っている」(「君が最後にEMACSをハックした奴だと思っていて、これから言うことはそれを前提にしているから、もし違うなら止めてくれ」の意)。「君から1bitだけ欲しい」は、おそらくイエスかノーで答えられる質問のための短い割り込みだけを意図している、という丁寧な示し方である。
bitは、その値が真または1ならset(立っている)、偽または0ならresetまたはclear(下りている)と言われる。bitをsetする、clearするとも言う。bitをtoggleするまたは反転するとは、それを0から1へ、あるいは1から0へ変えることである。flag、trit、mode bitも参照。
bitという用語がコンピューター科学の意味で初めて活字に現れたのは、情報理論家Claude Shannonの1948年の論文においてで、そこでは初期のコンピューター科学者John Tukey(softwareという用語も造ったらしい)の功績とされている。Tukeyの記録によれば、bitは1943〜44年の冬の会議で、bigitやbinitより扱いやすい代替として昼食の席で生まれたという。